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東京大学及びアルマード 産学連携の研究成果論文が アメリカの専門ジャーナル「Cell & Tissue Research」に掲載されました

東京大学及びアルマード 産学連携の研究成果論文がアメリカの専門ジャーナル「Cell & Tissue Research」に掲載されました。

「適度な量の卵殻膜が創傷治癒プロセスに必須のIII型コラーゲン遺伝子発現を促進することを細胞レベルで初めて証明」

国立大学法人東京大学と、株式会社アルマードでは、2008年4月より、産学連携による「卵殻膜の細胞・身体ダイナミクス効果に関する研究」を行ってきましたが、このたび、本研究成果の論文が、アメリカの細胞及び組織に関する専門ジャーナル「Cell & Tissue Research」(出版元:Springer(U.S.A))に認められ、同誌オンライン版に2011年5月20日(金)に掲載されました(追って誌面版が2011年6月に発刊予定)。

当論文は、約400年以上前より“生活の智恵”として中国や日本などアジアにおいて創傷治癒等に用いられてきた「卵殻膜効果」のメカニズムの一端に関し、先端科学によって初めて明らかにした点が評価されました。

■論文概要
発表媒体:「Cell & Tissue Research」(オンライン版及び誌面版)
http://www.springerlink.com/content/tuu5817017574754/

媒体プロフィール:
・出版元 Springer(本社:ドイツ、同媒体出版編集部:U.S.A.)
・媒体領域
分子・細胞生物学および組織に関する研究領域をカバー。遺伝子産物の統合的な挙動およびそれが組織構造形成と

機能に与えるインパクトに関する解析データを示して討論する場を提供する。

論文タイトル
(英文)Hydrolyzed eggshell membrane immobilized on phosphorylcholine polymer supplies extracelluar matrix environment for human dermal fibroblasts
(和訳)ホスホリルコリンポリマー上に固定化した加水分解卵殻膜は、ヒト皮膚線維芽細胞に細胞外マトリクス環境を与える

■ プレスリリースはこちらです 

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